
■コンセプト■
沈みシイラを表層まで浮かせて釣る事を目的に作ったルアーが ”フラットベイト” ですが
魚種を超えて、青物にも効果があるとの報告を以前からいただいておりました。
「フラットベイトが沈んだ青物に効く」 とお話をされておられたアングラーの方と船長さん、SHOP店長さんに
詳しい状況をお聞きしました。
お話に共通点があり、
特に条件が芳しくない時に γよりもフラットベイトの方に軍配が上がっているケースがあるようです。
既に、この事実を知っているアングラーの方は、 ”フラットベイト” を
青物狙いのルアーローテーションの一つに組み込んで、他のアングラーよりも抜きん出た釣果を
出しておられる方がおられるとのお話を聞きました。
どのようなときに ”フラットベイト” が有効なのかは ”対象魚がやや沈み気味” と感じるときに
効果を得ているとのことです。
魚種は違えど、シイラと同じパターンで青物にも効いているようです。
釣れているアクションは、ゆっくりリーリングしながらのトゥィッチングです。
天気に於いては、曇天や光が少なく薄暗い状況で釣れていることが多いとのことです。
これもシイラと共通しています。
青物が表層に浮かなくて釣れない状況に対応できる新しいメソッドではないかと期待しています。
γとフラットベイトをローテーションさせることで、今まで獲り逃していた魚を釣ることが
出来るようになると思います。
PS: 青物には、フラットベイトの適合フックは実績として、前後 ST−66 1/0が良いケースが
多いです。ルアーのアイは、自由度を得るために接続金具でフリーにするか、若しくは
フリーノットがベストです。
■全長 重量 比重■
※全長は後部の金属部分を含めておりません。また、設計上は基本になっている数字がございますが
表示はきりが良い数字にしております。下記の表の数字はきりが良い数字です。
※重量も同じく、設計上はきちんとした数字が基本にありますが、 フックは付けていない重量を基本に
きりが良い数字にしております。下記の表の数字はきりが良い数字です。
※同じ形状でTypeによって重量が異なるルアーもございます。
※比重の欄には、フローティング / シンキング / サスペンド と表示がされています。
サスペンドの定義は、海水の比重(約1.024) に限りなく近い状態です。
『ルアーの状態は水中にルアーが浮くでもなく、沈むでもない状態』 の事です。
しかし、カーペンターではサスペンドの状態を次の通りとさせて頂きます。
@浮力が極めて弱い状態(浮いているがほとんど浮力がない)
Aとてもゆっくりと沈んでいく状態
B水中に止まった状態
通常はBの状態をサスペンドと言います。しかし、ウッド製ルアーでサスペンド状態を作る事は
大変難しいです。カーペンターではで@ A Bの状態をサスペンドとさせて頂きます。
(水温で液体の比重が変化する為、樹脂製のルアーでも厳密なサスペンド状態を作り出す事は困難です)
モデル名 |
全長 |
重量 |
比重 |
FB 40−110 |
110mm |
38g |
シンキング |
■適合フック 適合スプリットリング■
※適合フック 適合スプリットリングは臨機応変に願います。下記が具体例
@対象魚が大きい → 針やリングを大きくする → ルアーの動きは変わるが針やリングを伸ばされない。
Aルアーに浮力を持たせたい → 針やリングを小さくする → ルアーの浮力が確保出来る。etc.
※接続金具はルアーによって適さない物もございます。
接続金具 ※ ○ = 可 | △ = やや可 | × = 適さない
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適合フック |
適合スプリットリング |
接続金具 |
FB 40−110 |
前後 ST−66 ♯1 |
80Lb |
○ |
前後 ST−66 1/0 |
100Lb |
○ |
※適合フックが2パターンあります。軽いほうは、ルアーのアクションが軽快になります。
重いほうは、ノタノタ動きます。状況に応じて使い分けることで釣果を伸ばすことが出来ます。
※接続金具は、ルアーを潜らせる方向に於きまして有効です。
フラットベイトの泳層を水面直下にキープしたい時は、接続金具を取り付けてください。
別の方法では、フロントフックを大きくすることにより水面直下のアクションを出しやすくなります。
完全に表層でアクションさせたい時は、リーダーを直結して下さい。
釣り場でルアーの動きを見ながら、臨機応変に対応願います。
※仕様は改良により予告無く変更する事がございます。
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